【子育てCW】NO66 兄弟姉妹喧嘩の原因<大枠> (1)
毎日のように繰り返される、兄弟姉妹喧嘩。
つい、「もう、いい加減にして」と言いたくなりますよね。
しかし、この兄弟喧嘩には、相手のの気持ちをしったり、自己主張したりと、
とても大切な要素が含まれています。
喧嘩するということは、それだけ兄弟姉妹が同じ時間を共有し、関わっている時間が多いということです。
しかし毎日の兄弟げんか。一体何が原因なのでしょうか?
そこで今回は、”兄弟けんかの原因” をまとめてみました。
<原因を知る前に大切なこと>
○喧嘩の発端は些細なこと、そうでないことがある。
毎日の喧嘩の中で注意しなければならないことがあります。
それは、物の取りあいなど、”単純で単発的な喧嘩” であるのか、
それとも、”見えない兄弟間のストレス” で喧嘩になっているのかです。
<兄弟喧嘩の原因>
○喧嘩の原因NO1はやはり ”物の取りあい”
一人で居るときは使っていない物でも、相手が使いだすの魅力的に見えるようです。
上の子は力づくで取り上げ、下の子は泣き落して物を手に入れる傾向があります。
いずれにせよ、収拾つかない時は間にはいるようにしましょう。
○遊びからのヒートアップ
最初はじゃれていただけなのに、たまたま当たった手が痛かったりすると、そこから
喧嘩へとヒートアップ。叩かれた方は悔しくて、また叩き返す。
この手の喧嘩は一度、親が間に入って興奮している状態を鎮めてあげるのが、
喧嘩を終わらせる近道です。
○ちょっかいをかける。
一人が時間をもてあましていると、もう一人にちょっかいをかける。ちょっかいを掛けられた方は
当然怒ります。それが面白くなって、わざと喧嘩をふっかけていくパターンです。
○順番あらそい。
なんでも一番になりたがる小さい時期は特に多いパターン。
いつでも一番ではなく、譲り合うことの大切さ、相手の気持ちを理解できるように
促してあげましょう。
○年上だから、年下だからというポジショニング。
上の子が「年上なんだから僕が先だよ。」”と言えば、
下の子が「年下の子には優しくするもんなんだよ」と言いう。
それぞれの、ポジションを武器にした喧嘩も多いものです。
○ママの争奪戦。
小さい月齢同士ですと、一人がママに抱っこされている姿を見て嫉妬したりします。
そして、兄弟間でママの争奪戦の為の喧嘩が始まります。
ママにとってはうれしいことですが、兄弟間では必死なのです。
いかがでしたでしょうか?
こうやって見て見ると、案外喧嘩の原因はたいしたことではないことが、ほとんどのようですね。
しかし子供同士の世界では必死なわけですので、けしてけなしたり頭ごなしに
叱らないようにしましょう。