【子育てCW】NO61 脳トレ <大枠> (2)


一昔前までは、頭の良い、悪いは、遺伝子の要素がほとんどだと思われてきました。
しかし昨今では小さい頃の脳の鍛え方によって、異なってくることが明らかになっています。

では、具体的にどういったことをすればよいのでしょうか?

そこで今回は、”脳トレ”をテーマにみていきましょう。
○そもそも、あかちゃんの脳の仕組みはどうなっているの?

赤ちゃんは、ママのお腹にいる頃から、脳に神経細胞を沢山作り始めます。
しかし、その細胞同士がまだ繋がっていないため、あらゆることができないのが
赤ちゃんです。

○細胞同士をつなぐにはどうすればいいの?

神経細胞同士をつなぐ時の役割を果たすものが、”シナプス”と言われるものです。
多くのシナプスを多く作り出せば出すほど、沢山の情報を処理する能力がつくというわけです。
○脳トレはいつからが有効的なの?

これは早ければ早いほどよいと言われています。
神経細胞は生まれてきた時点ですべて出来上がるといわれています。
しかし、それをつなぐためのシナプスは、生まれてから増えていきます。
その為、出来る限り早い段階で刺激をすれば、多くのシナプスを作り出すことができます。

○シナプスは成長する?!

シナプスは多くの良い刺激によって成長が促されるます。
最初は太かったシナプスが、より有用的な刺激を受けることにより 太いシナプスになります。
そうなることによって、物事を瞬時に判断できる、いわゆる”頭の回転の速い子”になるといわれています。
○シナプスを増やすには3歳までが勝負。

3歳までに80%の基本的な脳が出来上がるといわれています。
その後、シナプスで繋がらなかった神経細胞は消滅していくといわれています。
その為、より多くの刺激で多くの脳内神経細胞を増やしてあげましょう。

○シナプスを増やすことは難しくありません。

一見難しそうに思いがちですが、そうでもありません。
機械的に育児や子育てをするのではなく、心から赤ちゃんと
触れ合っていればそれだけでも十分 シナプスを増やしています。

○ミラーニューロンが子育てには有効的。

ミラーニューロンとは、簡単にいえば、ものまね細胞です。
生まれたばかりの赤ちゃんは全てが初めてなことばかり。
初めて受ける刺激は、やがて「やってみよう」と思うわけです。
それが、脳への刺激となり、シナプスを増やす近道だと言えそうです。

いかがでしたでしょうか?
小さいうちの脳トレは非常に大切であることがわかりましたね。

では実際何をすればいいのでしょう?
そこで、次回は具体的な脳トレの方法を、年齢別にまとめてみました。


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