【子育てCW】NO60 無言ちゃんタイプ 


叱られると、自分の殻に閉じこもり、怒るわけでもなければ何も言わなくなってしまうこのタイプ。
態度では「私(僕)は怒っていますよ」という、雰囲気を出してきます。
ママもつい「言いたいことがあるのなら、口に出していいなさい」と 声を荒げてしまいがち。

そこで今回は”無言ちゃんタイプ”にそった、声かけをご紹介いたします。
○ねほりはほり聞こうとしない。

「なんでなの?」「どうしたの?」など、ねほりはほり聞かないことです。
ママ自身も「今はほっておいて」と思ったことありませんか?
「じゃぁ、また話したくなったら教えてね」くらいの距離感が程良いのかもしません。
○時間をあけてから聞いてみる。

黙りこまれるとどうしても、その時聞きたくなるもの。しかし、この無言ちゃんタイプは怒っている時には、
頭の中で色んな事を考えている最中だったりします。
少し時間がたってから、聞いてみるのが有効的です。
○話を聞く状態をつくる。
黙りこまれてしまうと、「ねぇ?聞いてる?」「何か言わなきゃわかんないよ」などと、話をたたみたくなります。
しかし、この無言ちゃんタイプは言語化が得意なので、売り言葉に買い言葉になりがちです。
まず、冷静になり話を聞きやすい環境を整えましょう。
○大切なことだけ伝える。
無言ちゃんタイプには、ママの思いをダラダラ伝えることよりも、短い言葉で大切なことだけ
伝えるのがポイントです。そうすることで、後から「あの時はね・・」と話しだすことも多いものです。
○不機嫌に黙り込むのは、”言っても無駄”のサインかも!

黙り込んでいるには理由がある場合があります。
言いたいことがあるのに、上手く言葉にできなかたり、うまく話をまとめてから話そうとしているサイン
だったりします。ですから、そこに輪をかけて質問責めにしてしまうと、「もういいや」と、
思われてしまっている可能背があります。ですので、質問責めにしないことが大切です。
○ママとの距離を置こうという成長の証でもあります。

これはもう少し高学年になってからですが、親の状態を把握し、自立していこうとしている
証でもあります。けして、悪い意味ではなく ”自立”の一歩だったりします。

○一生懸命に伝えようとしない。

親が「こんなに一生懸命私が思いを伝えているのに」と、感情的になりすぎないことです。
それが、子供にとって重荷になり言おうとしていることも言えなくなってしまいます。
いかがでしたでしょうか?子供の言いたいタイミングを待つのには、ママ自身にも
忍耐がいりますが、”待つ”というのも大切な子育ての方法です。


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