【子育てCW】NO58 口答えちゃんタイプ
口答えをするタイプの子は、とても頭の回転が速い子が多いです。
親が注意していても、正論をぶつけてきたりすることも多々あります。
さて、この口答えちゃんタイプに適した、子育ての方法をご紹介します。
○ごねれば通ると思われてはダメ。
「早くごはんをたべなさい。」というと「なんで?」と答えたりします。
なんで?と言われると親が途中で考えてることをしっていたりします。このタイプの子にとって、
なんで?という言葉は楯(たて)だったりします。
そんな時は、
①冷静に答える。
とにかく感情的に「じゃぁ、勝手にすれば」などの言葉で、突き放すのは逆効果です。
つまりは、相手の思うツボなのです。ですので、冷静に淡々と話をすることが重要です。
○親にチャレンジしている証。
もう少し高学年になると、自分の反発に親がどこまでついてこれるかを試している場合があります。
「誰が決めたの?」「ママもやってるよね」などと言われると、「屁理屈ばかり言って」と、思う方が
普通です。
そんな時には、
①あなたにもそうしてほしいと、”好み”を伝える。
「ママもそうやって教わってきたんだ。ママはそれがいいと思うから、○○ちゃんにもそうして
ほしいな」ときちんと伝える。
②許せるラインを決めておく。
ある程度大きくなってきたら、なんでもかんでも口を出さず、子供の自主性に任せてみるのも手です。
しかし、なんでも任せてしまうのはいけませんので、
きちんと”ここまでの範囲はゆるす”というラインを決めておきましょう。
○認めてあげるところは、認めてあげる。
口答えちゃんは、口数が多いだけに正論をいうこともあります。
そんな時には、子供の指摘に対して「確かにそうかもね。ごめん。」ということも必要です。
○「子供なりに考えた答えなんだ」と考える。
口答えをするということは、子供なりに一生懸命に考えた結果で、自分の考えを言葉にでいくるように
なった証です。大人は ”良い子とは言うことを聞く子”と思いがちです。
しかしそれは、将来的には自分の意見を言えない ‘指示待ち”の子供に育ってしまう傾向があります。
○口答えはしっかり育っている証拠。
子供が口答えをするということは、自主性が育っている証拠です。つまりは、自立へ向けての第一歩。
口答えされると感情的になりがちですが、相手は子供なのです。
頑張って反論してきている姿を「お!成長したな」と思えるととても素敵ですね。