【子育てCW】NO44 1歳半検診 (1)
1歳半検診は10ヶ月月検診から、約半年以上経過しています。
この時期は、身体面もハイハイ →タッチ、言葉も単語をはなしたりと大きく成長する月齢です。
検診の内容も4ヶ月検診や10ヶ月と少し異なってきます。(言葉の発達等のチェックがあります。)
では、”1歳半検診” の内容を詳しくみていきましょう。
<主な内容>
○身体測定
身長 体重 頭囲 胸囲 を図ります。
10ヶ月検診の時と異なり、ほとんどの赤ちゃんは立ってあることができます。
その為、身長も体重も 立位で行われます。
初めてのことに戸惑い、泣いてしまう赤ちゃんも多いですが、「大丈夫だよ~」 と優しく励ましてあげてください。
○触診
いわゆるDrによる内科検診。肺や心臓の聴診。
○歯科検診
このころになると、歯が生え始めていますので、虫歯がないかチェックされます。
また、歯の磨き方、また、フッ素を塗布してくれる自治体も多いようです。
普段の仕上げ磨きを習慣かしておくと、赤ちゃんもリラックスしてお口をあけてくれるかも。
○あんよのチェック。
これは、事前に問診表にてチェックする方式です。
(その場で歩くチェックをせず、普段歩いているかを事前に問診表に記入しておきます。)
普段、気になる歩き方をしているようなら、質問してみてください。
○言葉の理解チェック。
「積み木をつんでみて」 などといいて、積み木をつまさせます。(言っていることが理解できているかのチェック)
検診前に少し練習しておいてもいいかもしれませんね。
○物の理解チェック。
いくつかの絵の描いた物を見せ、「猫はどれ?」などと質問され、それを指さしできるかチェックされます。
○言葉(発語)が話せるかのチェック。
これも事前の問診表で、記入する方式です。
保健婦さんが「どんな言葉をはなしますか?」と聞かれた時に、普段話している言葉を、
メモしておくといいですね。
<ワンポイントアドバイス>
○言葉が話せないけど大丈夫?
1歳半検診では、主に ”身体面” というよりは ”精神発達面” が気になるママが多いものです。
特に言葉が話せないと、「うちの子、大丈夫?」と心配になります。
しかし、言っていることが理解できていて、何かしら話そうとしているのではれば、今はあまり心配しなくて大丈夫。
言葉はよく ”コップの水”にたとえられます。 コップの水が一杯になった時、初めて言葉を習得し、それを話すようになるといわれています。
ですから、言葉のシャワーを浴びさせてあげください。
いかがでしたか?1歳半検診は 言葉の理解、発語があるかどうか等を特にチェックされます。
10ヵ月検診にはなかった項目ですので 焦りがちですが、少しでも 上記の事項を事前チェックして、
リラックスして受診できるといいですね。
次回は、”3歳検診” をみてみましょう。