【子育てCW】NO42 4ヵ月検診 (1)
赤ちゃんが生まれて初めての検診が”1ヵ月検診”。通常は 生まれた産院で行われます。
そして、初めての団体検診が、4ヵ月検診になります。(各市町村により異なる)
周りに他の赤ちゃんもいるし、「検診の時泣いたらどうしよう・・。何を検査されるのだろう?」などと、
初めてのことだらけで、心配になりがちです。
そこで今回は、”4ヵ月検診” と題しまして、何をチェックされるのか まとめてみました。
<主な内容>
○身体測定
身長 体重 頭囲 胸囲 を図ります。
この頃は特に体重の増加を主にチェックされます。
体重の増減が激しい場合、授乳のチェックが入ることがあります。
(与えすぎの場合→授乳回数を減らすよう指導されます。 足りない場合 →授乳回数を増やすよう指導されます)
○触診
いわゆるDrによる内科検診。肺や心臓の聴診をしたり、大泉門(頭部のしまり具合)チェック、足の動き等を
チェックされます。
性器のチェックをされるときにおしっこをしてしまうこともあります。
ハンカチ等を、ポケットに忍ばせておくと良いですね。
○股関節のチェック
股関節の脱臼は、生後1カ月では判別つきにくいため、ここでのチェックが重要になります。
両足を外側に開いて、開き具合や左右差がないかを判断されます。
○首が据わっているかのチェック
この頃は頭がグラグラしていても大丈夫です。 両手をもって引き起こした時、ゆっくりでも首がついてくれば問題ありません。
くれぐれも、これは練習でできるものではありません。
○耳の聞こえ。
耳の近くで手を叩いたりして、目をつぶったりの なにかしらの反応があるか調べられます。
○目の発達をチェック。
顔の上の方におもちゃを置いて、ゆっくり左右に動かし、目がおもちゃを追っているかを チェックされます。
<ワンポイントアドバイス>
○体重が減っていなければ大丈夫。
4か月くらいになると、赤ちゃんはこれまで異なり、1回で飲む量も増え、授乳回数も減ってきます。
お腹が減ってないとのまない、といったこともあります。
ついては、体重は今までのように1日○gといった増え方をしなくなります。
でも、心配しないで!緩やかでも増えていれば大丈夫です。
○首が完全にすわってなくても大丈夫。
この頃、首が座って縦抱きされている赤ちゃんがいると、「うちのこ大丈夫?」と思いがちです。
90%の赤ちゃんが、完全に座るようになるのは ”4か月末” といわれています。
個人差もありますので、あまり心配しすぎないで!
○心配事は相談してみて!
検診は赤ちゃんの成長は勿論ですが、ママの育児不安を聞いてもらえる絶好のチャンス!
普段、なかなか相談できないこと、悩み等 是非お話してみてください。
「こんなつまらないこと聞いても・・」と思わず、なんでも聞いてみてください。
みんな、新米ママです。恥ずかしいことなんてなにもありませんよ。
いかがでしたか? 初めての団体検診にすこし、戸惑うこともありますが、みんな同じ気持ちです。
次は <10か月検診>をみてみましょう。
周りに同じ月齢の赤ちゃんがいるので、どうしても自分の赤ちゃんと、他の赤ちゃんを比較してしまいがちです。