【子育てCW】NO41 乳児検診の心構え (1)
子供の発育をチェックしてくれる乳児検診。
同時にママの悩みや、不安におもっていることを質問できる大切な場所です。
しかし、この乳児検診に ”行く前” そして ”行った後” で 不安を募らせてしまうママも多いようです。
そこで今回は ”乳児検診の心構え”と題しまして、少しでも不安が少なくなるよう、まとめてみました。
○そもそも乳児検診の目的とは?
乳児検診の目的とは、子供の発達、成長を見てもらう大切な検診です。
子供というのは月齢に応じてできることが異なってきます。それを、きちんとチェックしてもらいます。
また、ママ自身のメンタル面や、赤ちゃんを育てている環境、虐待等の傾向がないかも、昨今ではチェックされるようです。
○あくまで検診は、”目安” です。
検診の項目ができないと、不安に思うママはとても多いものです。
しかし、これはあくまで ”目安” です。”1歳になったから○○がいきなり出来るようになった!” ということはありません。
日々の積み重ねや、その子と関わる時間や、環境によって大きく左右されます。
○”できないこと” だけに注視しないで!
小さい頃の1カ月の差はとても大きいものです。昨日までできていなかったのに、今日できるようになった!ということも、とても多いです。
検診当日、できないからといって 不安に思わなくて大丈夫です。
むしろ、お家で出来ていることをチェックしておいて、保健婦さんに普段できていることを言ってみてください。
○比べがちですが、比べすぎないで。
「あの子は沢山話しているのにうちの子・・全然話さない・・」と、他の子と比べて一喜一憂しがちです。
比べることは悪いことではありませんが、あくまで ”目安” 程度に。
ママが比べて焦って、子供に無理やりやらせようとしてしまうと、大切な子供との信頼関係を崩しがちですので、要注意です。
○不安なことは、話してみて。大切な情報交換の場だったりします。
毎日、「これでいいのかな?」「大丈夫かな?」と、試行錯誤し、悩み不安と闘いながら育児しているママも多いはず。
そんな悩みや、たわいもない話をしてみると、 案外、多くのママも同じように悩んでいたりします。
話すことで、少し楽になったりするものです。
○再検査と言われたら?
「○○ができないので、再検査にきてください」と言われ、頭が真っ白になってしまうママも多いようです。
「うちのこ、他のこと違うの?」「どこか、病気なの?」と、不安でいっぱいになります。
しかし、この再検査は、あくまで ” 基準に満たない項目があれば、とりあえず 再度チェックする” といった
ルールのある自治体も多いようです。
この時期は本当に個人差が大きくでてくる月齢です。あまり心配しすぎないように。
○質問事項は事前にメモを。
普段、疑問に思うこと、不安に感じていることは、どんどん質問しましょう。
心にわだかまりを残したまま、育児をすることはよくありません。
のびのびと育児をするためには、ママ自身が晴れ晴れとした気持ちでいることが大切だからです。
いかがでしたでしょうか? 乳児検診はママの不安を煽る場所であってはいけません。
上記のポイントを頭の隅において、リラックスして乳児検診を受けれるといいですね。