【子育てCW】NO35 一体何を躾ければいいの?<後編> (人・お友達との関わり編)
【子育てCW】NO35 一体何を躾ければいいの?<後編> (人・お友達との関わり編)
13:29 2015/05/09<前編>では、”生活習慣”の躾をみてきました。
<後編>では、”人・お友達との関わり編” をみていきましょう。
○自己中心的ではなく、人を思いやる気持ちも。
今までは、自己中心的な態度でも、通せた子も多かったでしょう。
しかし、言葉で意思疎通が出来るこれからは、そうはいかなくなります。
自己中心的な態度は、周りのお友達から、嫌がられることもあります。
「○○ちゃんは、こうしたいんだよね?でも、○○ちゃんが、こうされたらイヤだよね?」などと、
気持ちに寄り添い、思いやる気持ちをはぐくんであげてください。
○”ありがとう” ”ごめんなさい” が 素直に言える。
お友達との関わりが多くなる中、基本的な言葉は自然と使えるように、普段から躾けましょう。
一番は、お家の中で パパやママが些細なことでも”ごめんなさい” や”ありがとう”を伝えることです。
○”言葉使いの違い” を少しずつ 教えてあげましょう。
言葉には ”ありがとう” と ”ありがとうございます” があるということ。
年上の人、学校の先生や知らない人には”敬語”を 使う練習をしてみましょう。
これも、教えなきゃ!とは思わず、まずはママが実践してみて。その姿を見せてあげることが ”教える” に繋がります。
○みんなで遊ぶ!作ることの楽しさ。
これから、社会に出ていく中で”人との関わり” は、必ずついて回ります。
そして、一人では人間は生きていけないということ。 その為にも、人嫌いにならない、人と協力することの大切さを
遊びを通して 躾けることは 大切です。
○思いを言葉やに表してみる。
今までは、力任せに物を取る、嫌なことがあれば泣く。それは、言葉で上手く表現できる年齢ではなかったからです。
5歳になった今、100%思いを口にするのは難しいですが、”何も言わないと 相手はわからないことも多い” ということを、
少しずつ 教えてあげましょう。
思いを口にする大切さに、本人が気付けるように、これも繰り返し繰り返しです。
○他の家(お友達の家)での、暗黙のルールを教えてあげよう。
人の家ではやってはいけない、ルールがあります。例えば、勝手に冷蔵庫を開けない、黙って他の部屋に入らない等・・。
しかし、子供達は教えてもらっていないルールはわからないものです。
そんな時は、ママが「お友達のおうちごっこしよ~」 などと、そのシチュエーションを見立てて、教えてあげるのも手です。
いかがでしたか? 基本は ”躾なきゃ!と思わないこと!” です。
ママとの楽しい生活の中、共有している時間の中で、ほんの少しだけ、ご紹介した内容を意識してみるくらいが、
子供にとってもママにとっても ベストだとおもいます。