【子育てls】No.49 虐待 子ども
【タイトル】
一歩間違えれば虐待に・・・あなたの誤った子どもへの対応
【導入部分】
ここ近年でよく聞くようになった虐待という言葉ですが、それは「そのような」親の蛮行であり、自分には無縁であると多くの親は考えています。
しかし本当にそうですか?あなたは子どもに、一切虐待しないと言い切れますか?今回は、知らず知らずに子ども行っている、一歩間違えれば虐待となる対応についてお伝えします。
【本文】
・躾という名の虐待
「これは躾だ」と言うのは簡単です。ですが、それが過剰となれば虐待となる事を多くの親が理解していません。
あなたはどのように子どもに対し躾をしていますか?泣き叫ぶ我が子に何かしら無理強いをしたり、教育と称して閉じこめて勉強させたり、その他恥をかかせたり無視したり、それは立派な虐待です。
子どもだって一個人であり、あなたの所有物ではないのです。勘違いしてはいけません。
・体罰の考え方
昨今、最早常識とも言える考え方に「体罰は虐待」というものがあります。しかし本当にそうでしょうか?
情報誌やネットサイトの多くは、「体罰を与える事で暴力に訴えてもよいと思う子どもになる」と記述されていますが、これははっきり言って大間違いです。
むしろその逆で、痛みを与えられた子どもはその痛みを知り、痛みを与える事でどれだけの苦痛を生むのかを、親の手で知る事になるのです。そして、相手に対しその苦痛を与える事を拒否します。これが本来の人間のあり方であり、自然な考え方なのです。
ただし、安易な体罰を推奨している訳ではありません。「切り札」程度に考えておいて下さい。
・子どもの反応が重要
あなたの子どもへの言動が虐待か否かは、子どもの反応で容易に理解出来ると思います。
子どもが極度に怯える、あなたを見て怖じ気付く、泣き叫ぶ、その他あなたの言動を拒絶する反応がある場合、あなたは子どもに対し日常的に虐待をしている事になるのです。
「それでもこの対応は正しい」と自分を信じて疑わない方は、一度第三者に意見を仰ぐと良いでしょう。きっとその第三者にあなたは責め立てられる事になります。
【結び】
今回で自分の行いを省みれた方は大丈夫です。愛情故に「結果的に」虐待に繋がった場合は、後に子どもは理解してくれます。
虐待を意識し、自ら子どもにそのような蛮行を働いている方に関してはもはや救いようがありません。