【子育てls】No.44 子どもの時間 躾


【タイトル】
子どもの時間を尊重するべき?より効果的な躾の方法

【導入部分】
躾とは、基本子どもはそれを意識しておらず、子どもより常識を備えた親の基準や判断で行われるものです。
ですがあまりに一方的な躾は逆効果となり、苛立ちを覚える結果になる可能性があります。その為、子どもの時間を尊重した躾が求められるのです。
よって今回は、子どもの時間を尊重する躾の方法をお伝えします。

【本文】
・「熱い内に叩け」の考え方
よく書籍等で、躾はその場で行う「熱い内に叩け」という理論がありますが、それはケースバイケースになります。
たしかに筋が通らない事をした、決定的なミスをしたとなれば熱い内に叩く躾が必要となりますが、躾の全てを当てはめてしまうと少し困った事になるのです。
躾の時の子どもの反応を見れば一目瞭然なのですが、素直に聞き入れる時とそうでない時がありませんか?そうでない時は、その躾を聞き入れる態勢が整っていないのです。
そしてその時こそ、「言われたくない時」「言って欲しくない事」であり、一定の配慮が必要になります。

・子どももやりたい事や時がある
冒頭のとおり、躾は親の常識の範疇で行われます。そこに子どもの意見はありません。よって、躾とは子どもの都合を無視して行うものなのです。
しかし子どもは、色々な事をやってみたい、試してみたいという概念があります。それを頭ごなしに拒絶し、躾ようと考えるのは親のエゴなのです。
よって躾をするならするで、何故その行動を取ったのか等、子どもの意見を聞き入れる必要があります。

・躾に「所為」で失われる時間
子どもはおおよそ、食事の時間や就寝時間を親に決められている事が多いと言えます。帰ってからの貴重な遊び時間・・・それは一所懸命遊ぶ事でしょう。
それを、躾の「所為」で失われたくないのです。その子どもの時間を如何に大切に考えてあげる気持ちが必要となります。
あなたの躾の所為で遊ぶ時間がなくなったとなれば、その躾も徒労に終わるでしょう。

【結び】
子どもにも子どもの時間というものがあり、それは子どもにとって本当に心から大切なものなのです。
あなたの都合だけで躾を考えず、子ども視点で考えるのも躾の一環となると考えなければなりません。


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