【子育てls】No.42 子ども お風呂
【タイトル】
好きになるもの嫌になる!?子どもとのお風呂について
【導入部分】
子育ての一環である「お風呂」は、嫌がる子どもも多くて苦悩する方も多いと思います。
ですがそのお風呂嫌い、実は親であるあなたに原因があるのです。子どもとのお風呂の禁則事項を知り、今後に役立てていきましょう。
今回は、子どもとのお風呂における「やってはいけない事」をお伝えします。
【本文】
・顔への「お湯」は絶対にダメ
子どもとのお風呂における、最大の禁忌となります。基本、子どもは水にしろお湯にしろ顔に掛けられるのを非常に嫌がります。
これにより、お風呂→顔にお湯という図式が成立し、子どもはお風呂を嫌うようになるのです。よって、濡らしたタオルで顔を包み隠さないように丁寧に拭き、嫌がればすぐにタオルを話すようにするのがコツとなります。
「甘すぎる」と思うかもしれませんが、これを続ける内に子どもは勝手に一人でお風呂に入るようになります。無理に顔を洗うのは、その「お風呂への一人立ち」を先延ばしにするようなものなのです。
・シャンプーは使い方
よくあるもので、「お風呂は頭を洗うから嫌」というものがあります。これも前項に順ずるところがあり、要するに「シャンプーが目に入る」「お湯が顔に掛かる」のを敬遠したいのです。
対策としてはシャンプーハットが一般的ですが、頭が締め付けられる事を嫌う子どもも居るので、ある程度慣れるまでは横に抱っこして丁寧に髪だけを洗うか、その他顔にお湯が掛からない工夫をするのが大切です。
・入浴中は「子どもの自由に」
子どもは基本、湯船にさして入ろうとせず、むしろ入った直後にまもなくお風呂から出ようとします。
これを無理に10秒数えようとしたり、肩まで浸からせようとするのは逆効果です。「体がまだ暖まっていない」と思うケースが多いのですが、実は子どもはその小さな体故にお湯で暖まる速度が大人と比べて段違いに早いのです。
それを無理矢理押さえ込むのはお風呂嫌いに繋がってしまうので、そこは子どもの自由にさせてあげるのがベストと言えるでしょう。
【結び】
「何故この子はお風呂が嫌いなのだろう」と考えている内は、まだ子どもはお風呂を好きになりません。
あなた自身に問題があると認識し、それを改善する姿勢が子どものお風呂への意識改革に必要な原点なのです。