【子育てls】No.40 乳児 保育


【タイトル】
「かわいそう」は余計なお世話?乳児の保育園入りの考え方

【導入部分】
共働き若しくは家庭の事情において、子供を保育園に入れる親が激増しています。
これには各々の家庭の事情があり、一概に子供をかわいそうと非難するのは大きな間違いである事に気付かない方も多くいます。
今回は子供の、幼児の保育園入りの考え方に関して述べさせていただきます。

【本文】
・幼児という年齢
幼児とは、まだ幼稚園入りすら出来ない幼い子供を指します。この年齢は「三つ子の魂100まで」と言われる程、物事の吸収や学習、それこそ一生ものの記憶を身に付けるくらいの大切な時期です。
しかし、まだ周囲との関係など築けない年齢でもあり、親としては「手元に置いておきたい」「対外的な関係を築き上げる機会を与えたい」と、相反する考えが葛藤する微妙な時期なのです。

・本当に「かわいそう」なのか
では、幼児の子供を保育園に入れる事が「かわいそう」なのか否かですが・・・結論は「そうではありません」。
理由は上記のとおり、相反する気持ちが葛藤するのであれば、「手元に置いておく」決断を下した一般的な親も居れば、「対外的な関係を築き上げる機会を与えたい」という決断を下した親も居る訳で、そこは5:5だからです。
後者の選択した親が、あくまでそれが共働きや家庭の事情の「ついで」であっても同じ事です。子供には実際、対外的な関係を築き上げるチャンスがやってくるのですから。

・先を見据えた子育てである事
しかし、「それでも親と接する事が出来ない子供はかわいそう」と思う方も居ます。
ですが、保育園を選択した親が「結果的に子供を幸せに出来る可能性」を考えている、若しくは作ろうとしているのならどうでしょう?話は変わりますね。
子育ては「今」だけのものではありません。小学校、中学校、高校と子供は成長していき、そこを見据えた子育てをするのも極めて大事な事なのです。
よって、幼児を保育園入りさせる事を否定するのは、「今だけ」しか見ていない事実が露呈し、逆に恥となる事を知りましょう。

【結び】
「いつも一緒に居れなくてごめんね」・・・それは違います。寂しくてあなたに当たり散らす子供も、いつか成長した時に自分の為に苦労した親の背中を思い出し、それをバックボーンとして強く大きく成長してくれる事でしょう。


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