【子育てls】No.21 子供 食 しつけ


【タイトル】
「食」の好き嫌いに関する子供へのしつけ3つの注意事項

【導入部分】
基本子供の「食べる」は、あくまで「自分の食べたい物」という「嫌いなものから逃げる」という単純なプロセスで行われているものです。しかしそれにより、第三者が見た場合に「みっともない」等のマイナス評価を抱かれてしまう事を、多くの親は理解していません。
そうならない為に必要なものが「しつけ」であり、これを無くして好き嫌いの改善はあり得ません。よって今回は、その為の注意事項をお知らせします。

【本文】
・自分も好き嫌いを無くすのが大前提
子供へ「食」をしつける大前提として、親であるあなたも好き嫌いを無くすというものがあります。これが何かというと、あなたに嫌いなものがあってそれを食べない姿を子供が見て、「お母さん(お父さん)が嫌いなものだから美味しくないんだ」という結論に至る簡単な話です。
あなたが嫌いなものを子供に押し付ける・・・傍から見れば何と我侭な事なのかと思いませんか?もしあなた自身に嫌いなものがあるなら、子供に食べさせようと考えるのは止めて下さい。まるで筋が通りません。

・無理矢理食べさせるのだけは絶対に駄目
「好き嫌いせず食べなさい!」・・・よくある家庭の一面です。しかしこのやりとり、好き嫌いを無くすという意味では最悪の一手である事があまり知られていません。
無理強いは、対象への拒否感や嫌悪感を増長します。嫌いなものを無理に食べさせようとするがあまり、長い将来に渡って嫌いなものが食べられなくなるのです。
それだけではありません。無理矢理を続ける内に、「嫌いなもの」だけでなく「食べる事」すら嫌いになる事もあります。注意しましょう。

・食事を「美味しく」作る重要性
何故子供に好き嫌いがあるか考えた事はありますか?おおよそ「野菜が嫌いだから」「魚は骨があるから嫌」等、誰もが思いつくような理由を挙げられると思います。
ですが、「自分の料理が美味しくない」という考えには至りませんか?子供に好き嫌いがあるのは、単に親の料理が上手くない、美味しく作れないという理由もあるのです。
しつけも重要ですが、一度自分の料理も見直してみては如何でしょうか?

【結び】
一般的に言う食のしつけとは、箸の持ち方やお椀の持ち方的な意味での「マナー」なのですが、「好き嫌いを無くす」事も食事を準備してくれた人に対する「気持ちの面でのマナー」となるのです。


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