【子育てls】No.19 二歳 イヤイヤ
20:47 2015/04/05【タイトル】
それは本当にただのイヤイヤ?「魔の二歳」に隠された子供の本音
【導入部分】
多くの「二歳」が通る道であるイヤイヤ期、両親はその苛烈な嫌がりように苦悩する日々を送るでしょう。ですがこの時期を「魔の二歳」とだけで片付けるには問題があります。
実はこの時期の子供は、そのイヤイヤを行う背景があるのです。子供の本音を知り、より子供に対する理解を深めてみませんか?今回はそのイヤイヤ期の子供の本音に迫ります。
【本文】
・「受動」から「能動」へ
少し思い出してみて下さい。これまでの我が子は泣くだけだったり、ニコニコしているだけじゃなかったですか?あなたの言動を真似するだけじゃなかったですか?きっと両親の感情を起点として、受動的に何かしらの感情を表していた筈です。
これが二歳になると大きく変化するのです。要するに「自分から」感情を発するようになり、そのもっとも初めに「能動的」に表れるのが「イヤイヤ」なのです。
・自己主張の練習でもある
要するにこのイヤイヤは、「初めての自己主張」だと言ってもよいでしょう。しかし自己主張と言っても、いきなり上手く自分の言いたい事など伝えられません。それを「イヤイヤ」を原点として、これから様々な自己主張を学んでいく事になるのです。
そして、イヤイヤという感情が大きく漏れだし収集が付かなくなる事もあるでしょう。それも踏まえて、「感情のコントロール」という術も同時に身に付けていくのです。
・受け止める事でさらなる成長へ
多くの両親は「魔の二歳」にうんざりし、早く成長するのを待ちわびます。しかしそれは誤りで、この魔の二歳を全力で受け止める事で、子供は劇的に成長するのです。
自分の能動さを両親がどのように受け止めてくれるのか、自分の自己主張を両親がどのように主張し返してくれるのか・・・深く考えなくてもよいのです。ただ、あなたが思う事を、子の親であるあなたの意見を、我が子に全力で応えてあげる事が必要なのです。
【結び】
二歳が通るイヤイヤ期、この時期を逃げるのか、全力で受け止めるのか、それで子供の将来が大きく変わるのです。