【子育てls】No.18 四歳児の発達 状態
【タイトル】
今どの状態であれば「普通」なの?気になる四歳児の発達
【導入部分】
すくすくと育つ子供の様子や状態を見て、どの親でも「このまま順調に・・・」と願うのが普通です。
しかし、不運にもその「順調」から外れてしまう子も少なからず居ます。その為、言動が劇的に変化する年代である四歳児の発達には注視しておくべきであると言えるのです。
ですが、何がどのように発達していれば「普通」なのか、その基準など分かる由もありません。ですので今回は、いわゆる四歳児の発達における「普通」をお伝えします。
【本文】
・他人の気持ちを察する事が出来るようになる
これまでは、単に自分の言いたい事や欲求を一方的にしゃべるだけだったのが、四歳となれば相手の言葉や態度の真意を考えるようになります。
もっともよくあるもので、「弟(妹)へのやきもち」で、その他転倒して泣いている子に近づいて介抱しようとしてあげたり、両親から叱られた時に泣くだけでなく、落ち込んだりするのも該当します。
・運動の幅が広がる
この頃になると、ある程度の段差からも飛び降りる事が出来るようになります。行動範囲も広がり、興味を示したものへ一直線な事も・・・ですが、同時に警戒心も生まれてきているので、迂闊に遠くに行ったりはしません。
これにより、これまで出来ていた事が出来なくなる事もありますが、これは慎重さが表れただけで一時的なものです。
・時に危険が及ぶ事も・・・
この時期、運動能力が向上し行動範囲が広がる事で、事故に遭遇する確率も上昇します。たしかに今の状態として運動能力は向上しているのですが、まだまだ危険予知に関しては成熟しておらず、成人である親の思わぬところで事故となる事も・・・
大きくなったとは言え、「まだ四歳」です。危険が及ぶ可能性のあるところでは、絶対に目を離さないようにしましょう。
【結び】
四歳児の発達として、上記を満たしていなければ障害という訳ではありません。あくまで「普通」であり個人差もありますので、長い目でじっくりと見てあげましょう。