子供に厳しくしつけをする時の3つのポイント
子供に厳しくしつけをする時の3つのポイント
子育てにおいて、”躾”というものは、必ずついて回るものです。
しかし、この躾。とても、奥が深いものです。
厳しくしつけ過ぎても、子供の為によくないといわれたりもします。
しかし、厳しくしつけないと、子供が全く言うことをきかなかったり・・・。
そこで、今回は 子供を厳しく躾けるとは?をテーマにまとめてみました。
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○子供を厳しく躾けるとはどういうことなのでしょうか?
昔から、「子供は厳しくしつけないさい」と言われています。
さて、この ”厳しくしつける” とは一体、どいうことなのでしょうか?
●感情にまかせて怒るのは厳禁!
怒鳴ったり、罵声をあげたりする怒り方をしていると、
子供達は、そのうち悪いことはしなくなるでしょう。
しかし、それは 「こうするとパパに怒鳴られるから」という、恐怖観念が芽生えているからです。
この叱り方は、子供の好奇心の目を無くしてしまい、消極的な子になりがちです。
●間違った躾けは、子供の発達性格を狂わせることも?
「こうしなさい」というのは、躾けではありません。しつけるというのは、命令ではありません。
「こうするんだよ」と教えてあげることです。
●躾けには一貫性をもちましょう。
「今日は良いけど、明日はダメ。」と、親の気分で躾を変えてしまうと、
子供は 混乱してしまいます。
躾けにはある程度の一貫性をもち、曲げてはいけない所は、絶対ダメ!と譲らない気持ちも大切です。
●親が躾けるのは最低限で。
子供の行動全てに、「ああしなさい、こうしなさい。」と言ってしまうと、
子供は自分で学ぶ姿勢を無くしてしまいます。
命にかかわることや、社会のルール等、最低限の躾は必要ですが、
あとは、成長する過程で学ぶことも多いものです。
●子供は失敗を重ねて覚えます。気長に躾けていきましょう。
子供は繰り返し繰り返し覚えるもの。「この間いったよね?」という躾けはよくありません。
いきなり出来るようにはなりません。 出来るようになるまでのプロセス(過程)を
見守るようにしましょう。
●子供は親を見ています!親ができていなければ、説得力はありません。
親は子供の背中を見て育つといわれています。
「~をしなさい」ではなく、まずは、その姿を見せてあげてください。
「挨拶しなさい!」ではなく、まずはパパやママが、いつもより元気に挨拶してみてください。
その後「相手の人ニコニコうれしそうだね」と教え上げることが、本当の躾けです。
躾けるときのポイントをしっかり押さえておけば、
子供を厳しく躾けることは、けして悪いことではありません。
”押しすぎず、引きすぎず” 加減を工夫して 子供たちと上手く付き合っていけるといいですね。