三歳児の躾と叱り方 三歳児を叱る4つのポイント
3歳児になると、ある程度の会話や、人とのコミュニケーションが取れるようになってきます。
あの、2歳児の”イヤイヤ”言っていた頃に比べれば、随分成長したように感じませんか?
しかしながら、そうなることで、人との関わりが増えてきて、トラブルも増えるのもこの時期。
そこで、今回は3歳児の特徴をとらえながら、”どのように叱ればいいか” を考えて見ましょう。
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●3歳児の特徴。
①言葉で伝えられ、イヤイヤが減ってくる時期。
少しずつではありますが、語彙も沢山増え、伝えたいことが随分言えるようになります。
まだ、時間の概念等は備わっていませんが、この時期は ”言えばわかる” ようになってきます。
②こだわりが強くなる時期です。
「今はこれをする!」等、こだわりが強くなり、ママを手こずらせてしまう時期でもあります。
③競争や、1番!という言葉が大好きな時期!
「あと10秒でできるかな?1~2~・・」なんて、数えだせば目の色を変えて、頑張る
子も多い時期です。今までは ”自分” という人間中心の世界から、”他人がいる”という
世界へ目が向けられている証です。
●3歳児の叱り方のポイント。
①感情的になって、怒らない。長々叱るのもNG。
子供には、” できるだけ短く、そして冷静に叱る” ことがポイントです。
長々と叱っても、子供は どうして叱られているのか わからなくなります。
②「繰り返しが必要なんだ!」と割り切ることも必要。
1度叱ったことを、すんなり理解してもらえると、ママは助かります。
だけど、そうはいかない3歳児。00回言っても分かってもらえない。
だけど、そんなもんなんです。繰り返し叱られるうちに、子供もわかってきます。
③頭ごなしにしからない。
「何度言ったらわかるの!」と、言いたくなります。わかります。だけど、子供も分かっているんです。
ただ、わかっているけど、目の前の好奇心のほうが勝ってしまうのです。
頭ごなしにしかると、子供が委縮して、自身をなくしがちになってしまいます。
④性格を否定してはいけない。
性格は人それぞれなんです。子供の性格を否定してしまうと、子供自身がどうしていいか
分からなくなってしまいます。 そのこのペースを見守って、その中でダメなことは叱るように
できるといいですね。
3歳児になると、しっかり言葉で反抗もしてきます。
ママだって、人間です。時には、感情的に怒ってしまうことだってあります。
だけど、怒られた子供は、普段と違うママに委縮してしまうかもしれません。
そんな後は、「ごめんね」と言って、そっと抱きしめてあげましょう。